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草原から生み出された遊牧の民の染織世界
家畜を育て,遊牧生活を送るカザフ人,キルギス人やカラカルパク人*,アフガニスタンの遊牧の民は,羊やラクダの毛を素材としたキリム(綴織)や装飾フェルト,パッチアワークやアップリケ、バザールで入手した絹糸による刺繍などの染色品を日常的に手作りしていた。
これらの壁掛けや帽子,移動時や日常生活に必要な袋などには,愛する家族のために安全と繁栄の願い,生活を支える自然界,動植物に対しての感謝と祈りが込められていた。
草原と山間の遊牧民に欠かせないユルタ(移動式テント)内部では、生命力を表す赤を基調とした壁掛けを用い、それらは丹念な針仕事を繰り返しながら余り裂を繋ぎ合わせたパッチワークやアップリケなどで仕上げられていた。
遊牧の民の染織はユルタでの野営や移動生活に深く関わり続けたものであり暮らしの存続を願う祈りの表現であった。
[シルクロードの装い〜パリ・コレに花開いた遊牧の民の美〜]より抜粋
*カラカルパク人
中央アジアのウズベキスタン内にあるのカラカルパクスタン共和国(未承認国家)中心に居住するチュルク系民族。黒い帽子を被る民族。帽子の形はトルコ帽に類似。
出品の品物は
ユルタ(移動式テント)の魔除けの壁掛け
使用素材は綿と駱駝の毛?(フリンジ部分)
製作時期は20世紀初頭(推定)
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| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
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